025183 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

或るリーマンの戯言

或るリーマンの戯言

署名のお願い

音楽を愛する皆さん。ここに署名してください。

中古シンセサイザーの音って、その楽器にしか
出せないものがいっぱいあります。
ムーグ博士が発明したシンセサイザーの音は
あの楽器からしか出ないのです。
楽器というのは電子機器であっても、
1台1台個性があり、出る音は同じ音でも微妙に違ったりします。
そして、その微妙さを演奏家は個性として、
唯一無比の世界を作っていくのです。
以下、PSE法っちゅーのが何かも含めて
紹介しますが、ご存知の方は手っ取り早く
下記のリンクに署名してください。
ちなみに私は妻と娘の名前も署名してます。
大げさかもしれませんが、
娘たちが本格的に音楽に興味を持ったとき、
法律的な理由で「あの音って、もう、作れない・・・」なんて
ナンセンスじゃないですか。
皆さん、ご協力お願いします。

署名フォームのURLは
こちら

~~~~以下、noviwo氏のメール(一部抜粋)を転載します~~~~~~~

毎度!

のびを です。


友人からの情報で知ったのだけど、
今年から 「PSE法」 というのが本施行されるらしい。

この法律は、電源トランスを内蔵した電化製品を対象としたもので、
PSEマークのない機器に関しては、2006年4月1日から一切の製造・販売が
できなくなるというもの。

最近、ストーブとかテレビとか、電源部が過熱して火事の恐れがある商品が
問題になったりしたでしょ?
そういう製品を規制するとともに、製品の安全性向上を図って成立した法律らしい。
施行は2001年で、5年間の猶予後、今年から本施行。

その目的には賛同する部分もあるけど、問題にしたいのは、
ビンテージシンセやギターアンプまで、きっちり対象になっちゃってるってこと。

さらに、行政は、この法律をメーカーのみを対象としたものだと思って、
販売店や流通業者、一般ユーザーには周知徹底せず、ちゃんとした議論が
なされないまま施行に至ったということも問題。

松武秀樹が会長を務めるJSPA - 日本シンセサイザープログラマー協会 (https://www.jspa.gr.jp/)

が配信するメールマガジン から、説明文を抜粋します。

∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴

 みなさんは電気用品安全法をご存知ですか?
 電化製品のほとんどがこの法令の対象になるわけですが、PSEマークのない機器
 に関しては2006年4月1日から一切の製造、販売ができなくなるというものです。
 そのため、シンセサイザーを含め、音響機器、電子楽器、レコーディング機器、
 DJ機器等々、ビンテージや中古市場は全滅するという危惧がもたれています。
 すでに、中古楽器の買い取りをストップしたり、在庫処分をはじめた楽器店もあ
 るなど、波紋は広がっています。
 ビンテージシンセサイザーなど、音楽の創造に欠かせない貴重な楽器を、今後は
 簡単に入手できなくなってしまう恐れがあります。

 電気用品安全法は電気の安全管理を目的とし、漏電・火災・感電などの事故防止
 と粗悪品を排除してきちんとした電源部品で運用管理するという目的で制定され
 ました。電源部分を改良し、電気用品安全法に適した物に取り替えれば、これま
 で通り販売・流通は可能ですが、楽器に関しては電源部分を取り替えてしまえば
 音が全く変わってしまう可能性があり、それではその楽器の持つ本来の価値は大
 きく失われてしまいます。

 問題点としては、この電気用品安全法は2001年に施行された法律なのですが、行
 政側は製造業者を対象としたものだとのみ考え、販売業者や一般ユーザーには十
 分な周知徹底がされていなかったということです。
 実際の法律はもちろん私たち一般ユーザーにも影響のあるものですから、周知徹
 底の不足により、結果として私たち一般ユーザーが大きな不利益を被ることに
 なってしまっています。

 JSPAは、電子楽器に関わる実演家の社会認知、音楽普及活動を推進している立場
 から、発起人でもあるJSPA会長松武秀樹氏の呼びかけで、坂本龍一氏や高中正義
 氏などの賛同を得て、署名活動をJSPAホームページより発信することになりました。

 DTM EXPRESSでもこの運動に賛同し、今回の記事を掲載させていただきました。
 読者の皆様にも、この活動にご賛同いただけるようでしたら、上記Webサイトより、
 署名にご協力いただけますようよろしくお願いいたします。

∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴

中古電気楽器などは、一般家庭のストーブなどと違って、ユーザーが
楽器の扱いを理解した上で使用するというのが一般的だと思うし、
メーカーや販売業者は、そのためのアフターケアやサポートを行うというのが、
業界・ユーザーともに健全な姿だと思うので、中古楽器にまで単純・強引にこの
法律を適用する必要は無いと思う。

いつぞやの輸入盤の規制ほどには、業界の圧力などの背景があるとは感じないが、
あまりにも単純な法律だと思うので (全文を読んだわけではないが)、
もう少し、広く一般の議論を煮詰める必要があると思う。

もし関心があれば、上記URLに飛んで署名をお願いします。


© Rakuten Group, Inc.
X